リノベーションの打ち合わせ中、
スイッチの高さを聞かれて
「!?考えたことなかったけど、どうしよう?」
と迷われた方がいるかもしれません。
今日はそんな方に向けて、スイッチの高さの話をします。
色々なリノベ会社や設計事務所さんの現場を施工させていただく中で、
スイッチの高さには大きく分けて2つの基準があるなと思います。
- 一般的な高さ: 床から1200mm程度
- 一部の設計事務所の高さ: 床から900mm程度
900mm程度の低い方は、肌感覚ですがだんだんと増えていて、
設計事務所の1/3程度になっている印象です。
「900mm(低め)」のメリット
スイッチの高さを900mmに下げることには、
実は「使いやすさ」と「見た目(意匠性)」の両方に理由があります。
以下、設計事務所さんに聞いた内容です。
① 使いやすさ
- 荷物を持っている時: 重い荷物や買い物袋を持って帰ってきた時、高く腕を上げずに無理なくオンオフできます。
- 年齢を重ねてから: 腕を高く上げず、自然な手のおろし位置で操作できます。
- お子さんの使いやすさ: 小さなお子さんでも手が届きやすい高さです。
② 見た目のすっきり感(意匠面)
- 視界のノイズを減らす: スイッチを目線より下に下げることで、部屋全体の重心が下がり、空間が広くすっきり見えます。
- ドアノブとラインを揃える: 室内ドアの取っ手(レバーハンドル)の高さもだいたい900mm〜1000mm前後です。スイッチとドアノブの高さを揃えることで、空間のラインが美しく整います。
スイッチの高さ デメリットは
一番知りたいのは「一般的な高さより低くして後悔しないか?」
というところだと思います。
一般的な住宅は1200mmが多いため、900mmにすると
最初は低いなと感じるかもしれません。
しかし、実際に住まわれたお施主様に後からお話を聞くと、
みなさん「スイッチの高さは慣れ!」とおっしゃいます。
最初は違和感があっても、毎日使っているとそれが自然になり、
「そういえば低くしましたね」と言われることがほとんどです。
迷ったら
個人的に、900mmの低めのスイッチが特に引き立つと感じるのは、
「タッチタイプのスイッチ」や「押し面が大きいワイドタイプのスイッチ
(※パナソニックのアドバンスシリーズなど)」と組み合わせた時です。
逆にトグルスイッチのように、デザインを目立たせたい場合は高いほうがよいですね。
無難に「今まで通りの使い勝手」を優先するなら1200mmで十分ですが、
「空間をすっきり見せたい」
「将来や子どもにとって使いやすくしたい」という方は、
ぜひ900mmという選択肢も検討してみてください。
スイッチの高さひとつで、お部屋の印象や使い勝手が変わるのも
リノベーションの面白いところです。
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