以前、
マンションリノベーションの工事費用が
相場の半値。
お客様だけでなく、
プロも驚くような事例がありました。
いわゆる
激安リノベではありません。
むしろ、
必要なところにはしっかりお金をかけながら、
うまくコストを抑えた事例です。
今回は、
実現できた
3つのポイントをお話しします。
① 水回りを変えなかった
まず大きかったのが、
キッチン
ユニットバス
洗面台
などの「水回り」を、
既存利用したこと。
トイレは便器交換だけ行いました。
水回りは、
設備機器本体の金額だけでなく、
- 給排水工事
- 電気工事
- 解体工事
なども絡むため、
かなりコストが大きい部分です。
なぜ既存利用できた?
これは、
築15年ほどだったから。
前のオーナーさんの使用頻度も少なめだったのか
見た目も綺麗でした。
もちろん、
- 動作確認
- クリーニング
- 劣化確認
などを行い、
まだ使える
と判断した上での採用です。
② なるべく解体範囲を減らした
これもかなり大きいです。
プランのため、不要となる一部の壁は撤去しましたが、
床
天井
壁
などは、
できるだけ既存を残しました。
解体しなくても雰囲気は変わる
解体はせず(下地はのこしつつ)、
仕上げは変えています。
いや、むしろこだわってます。
もともと壁・天井は一般的なクロスでしたが、
部分的に化粧板をはったり、
モルタルのようなグレーの塗装に変更。
床はフローリングから
リノリウムに変更しました。
③ メリハリをつけた
今回、
すべてをローコストにしたわけではありません。
むしろ、
床
壁
天井
照明
など、
空間の印象を決める部分には、
しっかりお金をかけました。
「一般的なマンションに使う白いクロス」は
使用していません。
家具工事・建具工事の減額技
キッチンや家具は、
本体を活かしながら、
扉や面材だけ交換。
ドアも
扉だけ交換。
ドアの交換については、
そもそも「枠」を交換するためにかかる、
解体、周囲の補修、新しく枠を取り付ける費用が
大きいのです。
本体やドアの「枠」はいじらず
扉だけ交換して大きく印象を変えるやり方。
「元からあった」とは
思えません。
コストカット=チープではない
コストを抑えると聞くと、
安っぽい
を想像しがちですが、
実際は逆で、
「どこにお金をかけるか」
を整理することで、
満足度の高いリノベーションになることもあります。
実は残す方が難しい
リノベーションって、
工事する側としては、全部壊した方が
実は簡単なんです。
既存を活かしながら、
新しいデザインにまとめる方が難しい。
これは、
リノベーションに慣れている会社だからこそ
できる部分だと思います。
現場目線で思うこと
新築には新築の難しさがありますが、
リノベーションには、
「残す」
難しさがあります。
今あるものの良さを見極め、
うまく活かしながら、
価値を上げていく。
そこが、リノベーションの面白さだなと思っています。
今回は
「使えるものを残しつつ、自分好みに」
そんな軸がしっかりしていたからこそ、
工事費を抑えつつ
非常に満足度の高い
リノベーション成功事例でした。


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