「作るのをやめましょう」と提案した話

間取り、プラン

これからお子さんが生まれるご夫婦の
リノベーションでした。

見積も完了し、
打ち合わせも進んでいたのですが、

どうしても気になって、
口を挟んでしまいました。


子育て世代の寝室

主寝室は
中央に造作ベッドをつくる計画で進んでいました。

※イメージ図


でも、子どもが生まれた後の生活を考えると、

ベッドの両側あいていて壁付けの面がない・・・

  • 赤ちゃんが産まれたら一緒に寝られる?
  • ベビーベッドを置くとしたら、置ける?
  • 敷布団をしこうとしたら、敷ける?
  • 子供が大きくなったら、将来レイアウト変更できる?


実際、
赤ちゃんが生まれると

  • 一時的に母+子が別室で寝たり
  • 床にお布団を敷いて寝たり

生活がかなり変わります。

まわりでも「子供が落ちそうなので、ベッドを捨てて、布団を敷いて寝ている・・・」
という声をききます。

しかも、
生まれてみないと分からない。

だからこそ、

最初から固定しすぎるのは
少し危険かもしれないと思いました。


最終的に

最終的に、お住まいの方のライフスタイルを考えたうえで
造作ベッドはやめることに。

ベッドは後からでも作れます。

でも、
一度つくり込んだ造作は、
簡単には変えられません。


現場目線で思うこと

リノベーションは、
「今の理想」を形にするものですが、

子育て時期は、
数年単位で暮らし方が大きく変わります。

このため、
変化できる余白を残すことも
大切だと思っています。

工事する側としては、
つくる方が売上にはなりますが、

作らないという提案をすることで、
「子育てしている目線でのリアルな提案がありがたい」

と言っていただけた話でした。

自ら子育て中で、子供が大きくなるたび、
寝室問題に右往左往したかいがありました・・・

子育てを考えている世代の「寝室事情」。


寝室は可変性をもって作りすぎないことに注意です!

子育て世帯のリビングについては

こちらにかいています。

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