リノベーションの工事が始まると、
お施主様から「大工さんへの差し入れは何が良いですか?」と
ご質問をいただくことあります。
今回は、現在のリノベ現場における差し入れの必要性と、
実際に職人さんたちに好評だったものついて、
現場監督の目線で紹介します。
そもそも、大工さんへの差し入れは必要?
結論から言うと、
大工さんへの差し入れは必ずしも必要ではありません!
私の肌感覚ですが、現場への差し入れをされる方は、
新築の一戸建てだと全体の半分くらい、
マンションリノベーションだと3〜4割くらいという印象です。
以前は、隣に住んでいるおばあちゃんが休憩のたびにお茶やお菓子を出してくれる・・・
なんて現場もありましたが、昨今みないです。
「差し入れの有無によって工事の品質に差が出る」
ということはありません。
ただ、お施主様からの心遣いや気持ちが伝わりますし
距離が近く感じられて嬉しい、
ありがたいというのはあります。
そのため、
打ち合わせなどで現場に行く際、
もし何か持っていくとしたら・・・
の参考にしていただければ幸いです。
マンションリノベ現場の差し入れ
実は、新築一戸建てとマンションリノベーションでは、
現場の環境が大きく異なります。
新築の場合は「棟梁(大工さん)」がずっと現場を仕切っていることが多いですが、
マンションリノベの場合は、
大工さんだけでなく電気屋、設備屋、内装屋など、
数多くの職人さんが出入りする場面が多いのが特徴です。
また、現場にスペースが少ないため、
休憩時間は部屋から出て
外で休む職人さんもたくさんいます。
こうした環境を踏まえて、
実際に現場で好評だった差し入れを紹介します。
① 定番にして最強なのは「ペットボトルの飲み物」
一番喜ばれるのはペットボトルの飲み物です。
いろいろな飲み物をいただいて、
「好きなものをとってください」と
職人に渡すと、
最初になくなるのは、お茶、ブラックコーヒー、
ジュースや炭酸飲料などは最後にあまりがちです。
夏場はお茶に加えて、スポーツ飲料もよく飲まれます。
ネットでペットボトルのお茶を購入し、
段ボール箱ごと、現場へ直送してくださるお施主様もいらっしゃいます。
② 自販機にない「少し特別」なコーヒー
いつもブラックコーヒーを飲んでいる職人さんの間で、
盛り上がったのが、
スタバのペットボトルコーヒーの差し入れでした。
これも段ボールごと直送だったと思います。
自動販売機では買えないちょっといい飲み物は、
現場でもやはり嬉しく、印象に残るようです。
③ 真夏に大好評だった「凍らせた飲み物」
新築現場であれば、大工さんがミニ冷蔵庫や
大きなクーラーボックスを置くこともありますが、
マンションリノベの現場には基本的にそれがありません。
そんな中、保冷バッグに「飲み物を凍らせたペットボトル」を入れて
持ってきてくださったお施主様がいました。
夏の現場は非常に暑いため
凍っていてもすぐに溶けますし、
現場で好評でした。
コンビニにも売っていますね。
夏場は塩タブレットなども喜ばれます。
※ちなみに、パンやおにぎりなどの食べ物は、
職人さんが各自で用意していることも多く、あまり差し入れで見かけません。
現場の差し入れの正解は
職人さんたちも、暑い日や寒い日は体を温めたり冷やしたりするために、
自分の飲み物を買いに行くことが多いです。
そのため、差し入れは「何を持っていくか」よりも、
その気持ち自体が何よりありがたいものです。
もし現場を見学に行くタイミングがあれば、
気負わずにペットボトルのお茶を数本持っていくくらいがよいでしょう。
地域性もあると思うので
迷った時は、
現場監督にみなさんどうしてますか?と聞いてみてくださいね。
いよいよ夏が来ましたが
暑さに負けず、現場頑張ります。


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