中古マンションの暑さ・寒さ 断熱リノベでできる対策(現場のリアル

リノベ基礎知識

2025年から新築住宅では省エネ基準適合が義務化されています。
中古マンションの場合は、購入後にどこまで改善できるのでしょう?

断熱については before after を数値で説明されることが多く、
専門家でないと「結局どれくらい変わるの?」というのがわかりにくいと思います。

いや、専門家でもやっぱり体感としてわかりにくい・・・

そのため今回は、現場で実際に聞いた生の声をメインにお話しします。


本当に必要?

結論から言うと、
断熱工事はおすすめです

冬に底冷えするマンションでも、
断熱工事によって住まいは大きく変わります。

住んでからのヒアリングで、実は断熱工事への満足度が高いのです。


実際に住んでいる人の声

施工前後で同じ住まいに住み続けている方からは、
こんな声をよく聞きます。

  • 「前は一日中エアコンをつけていたのに、今年はまだつけていません」
  • 「寝室が暖かくなって、前に使っていた毛布を捨てたんですよ」
  • 「全然違います!!」

断熱は目に見えない部分ですが、
だからこそ体感の変化がとても大きいのが特徴です。


実際に行っている断熱工事

主に行うのは以下のような工事です。

壁・天井・床の断熱補強

発泡ウレタンといわれるものを直接コンクリート面に吹き付けたり、板状になった断熱材を張り付けます。

もともと断熱材が入っている場合でも、
15〜30年前のRCマンションでは、
現在の基準と比べると性能が不足しているケースが多く、
補強することで効果が出やすいです。

そして、「無断熱」で施工されている建物もあります。

解体してみると、

「図面に断熱材がかいてあるのに、入っていない!」
こんなことが現場で実際あるのです。


見落としがちな重要ポイント「窓」

実は、熱の出入りが一番大きいのは壁ではありません。

窓(開口部)です

どれだけ壁の断熱をしても、
窓から熱が逃げてしまうと効果が半減します。


窓の対策方法

  • サッシごと交換(※マンション制約あり)
  • 内窓の設置

マンションの場合、サッシは共用部分にあたるため、
管理規約の制限を受けます。

そのため現実的には
内窓の設置が有効で、かつ施工しやすい方法です。

メーカーからいろいろな内窓が出ていますが、

よくある内窓、デザイン性が悪いのでつけたくない、という場合は、

オーダーで木の内窓をつくることもできます。


マンションの断熱

シンプルにまとめると

「壁の中」と「窓」

この2つを押さえることが重要です。


フルリノベーションならセットで検討

スケルトンリノベーションを行う場合は、
断熱工事も一緒に行うことで
その後の快適性が大きく変わります。

脱衣室に行くのが寒い、寝起きが寒い/暑い

そういった日々のストレスがなくなるほか、

結露・カビのリスクも減らせます。

リノベーションするタイミングでしかできない内容もあるので、

このタイミングで断熱性能をあげておくと

日々の暮らしが快適になりますよ。


光熱費や補助制度について

断熱性能が上がることで、
冷暖房効率が良くなり、光熱費の削減にもつながります。

また内容によっては

  • 省エネ補助金
  • 住宅ローン減税

などの対象になる場合もあります。


まとめ

  • 中古マンションでも断熱性能は改善できる
  • 特に効果が大きいのは「壁の中」と「窓」
  • 体感は想像以上に変わる

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