いよいよ始まるマンションのフルリノベーション。
そんなときに忘れてはいけないのが「近隣の方へのご挨拶」です。
解体工事をはじめ、大工工事では、想像以上の大騒音や振動が発生します。「マンションだからお互い様」と軽く考えていると、住む前から近隣トラブルに発展してしまうことも…。
今回は、現場監督の視点から、近隣の方と良好な関係を築くための
「近隣挨拶のやりかた」です!
1. 近隣挨拶の基本:タイミングは「2回」と考える
フルリノベーションは工事期間が数ヶ月に及びます。日中在宅ワークの方や、小さな赤ちゃんがいるご家庭にとっては、長期間の大きなストレスになります。
RCのマンションでは、「戸建ての新築、またはそれ以上に音が響く」という気持ちで、以下の2回のタイミングで挨拶を行うのがベストです。
- 工事が始まる前(解体前): できれば工事会社と一緒に訪問
- 入居前(引き渡し後): 家族で引越しのご挨拶
※【例外】防災センターなどを備えた大型タワーマンション等の場合、個別の近隣挨拶は不要(管理組合からの掲示のみ)」とされるケースもあります。事前に施工会社や管理人さんに確認しておきましょう。
2. 挨拶に行く「範囲」と「準備物」
- 挨拶の範囲: 原則として「両隣・真上・真下・斜め(上下斜め4部屋)」の計8部屋
- 持ち物: 菓子折りなどの粗品は基本的に必要ないですが、お渡ししたい場合はお引越しのタイミングがよいです。工事会社同行の場合は、工事会社が「工事の案内文」を用意します。
正直、平日の挨拶周りでインターホンを押して対面で会えるのは半分以下です。それでも平日出てくださる方は、工事中も日常的に在宅されている可能性が高いです。
お伺いした事実がとても大切になります。
3. 工事前の挨拶は業者、または業者と一緒に行く
工事前の挨拶は、施工業者にお願いするか、できれば施工会社の担当者(現場監督や営業)と一緒に回るのがスムーズです。工事についてよく聞かれるのは「どれくらい音がでるの?」「いつまで工事するの?」といった質問。工事担当者がいればその場で的確に答えられます。
現場でスムーズなトーク例
- 施主(インターホン越し): 「突然恐れ入ります。今度〇〇号室に引っ越してくる〇〇と申します。近隣工事のご挨拶でお伺いしました。」
- (玄関に出て来られたら)施主: 「今度〇〇号室に入居する〇〇です。再来週からリノベーション工事が始まり、大変ご迷惑をおかけします。こちらが今回工事を担当される〇〇会社さんです。」
- 施工会社: (工事期間・音が出る時期の説明、連絡先のお渡しなど)
向こうから質問があればお答えする形になるため、施主からの最初の挨拶は手短でOKです。
4. 不在だった場合の「対応」テクニック
もし留守で会えなかった場合や、工事会社だけに挨拶を任せる場合でも、ひと工夫で印象がガラリと変わります。
工事会社がポスト投函する「工事お知らせの案内文」に、手書きのメッセージカードを1枚添えてもらうだけで十分です。
【メッセージカードの例】 「お隣(〇〇号室)に今度引っ越してくる〇〇です。 工事期間中、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。 どうぞよろしくお願いいたします。」
この一言があるだけで、住む前の印象や安心感が全く違ってきます。
近隣さんとは今後長いお付き合いとなるかもしれません。
入居後の快適な暮らしのためにも、工事前の近隣挨拶はとても大切です。
- 「両隣・上下・斜め」へ工事前に業者と一緒にいく
- 不在でも手書きの一言カードを添えて誠意を伝える
マンションリノベが得意な施工会社は、
近隣挨拶をはじめ、工事中の近隣対応も得意です。
現場監督さんに相談してみてくださいね。


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